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2024年4月25日木曜日

6学年 理科「物の燃え方と空気」

6年生が理科で「物の燃え方と空気」の学習をしています。


初めに集気びんの中でろうそくに火を付ける実験を行いました。ふたをしてしばらくすると,ろうそくの火は消えてしまいました。


「集気びんの中でろうそくを燃やし続けるにはどうしたらいいか」という問題に対し,子供たちは「集気びんの上部や下部にすき間を作ればろうそくは燃え続けるのではないか」と予想を立てました。


粘土で土台を作り,集気びんの上部や下部にすき間を作っている様子です。底が抜けた集気びんを使用しているため,土台の粘土をちぎると集気びんの下部にすき間を作ることができます。


準備が整ったら実験開始です。

集気びんの上部にすき間を作ると,ろうそくの火は燃え続け,集気びんの下部にすき間を作っても,ろうそくの火は消えてしまうことが分かりました。



次に,火の付いたろうそくを入れた集気びんの中はどのような様子か,線香の煙を近づけて確かめました。


線香の煙の動きを観察すると,集気びんのすき間から入った空気はろうそくの火によって温められて,集気びんの上部から外に出ていくことが分かりました。


これらの実験から,ろうそくの火が燃え続けるには「常に空気が入れ替わる必要があること」を学習することができました。


次回は「窒素」「酸素」「二酸化炭素」のうち,物を燃やすはたらきのある気体はどれなのか,実験を通して学習していきます。